団体客向けの表示板が旅館・ホテル・民宿など宿泊施設のウェルカムボードとして定義できそうである。
黒塗りの板に白文字で書かれた『歓迎 株式会社◯× ご一行様(ご一同様)』ボードは如何なる観点から見てもウェルカムボードであろう。
この表示はいつから採用されたものかは定かではないが相当の歴史を感じずにはいられません。
また、老舗の旅館では、ほぼ間違いなく定番の表示版として定着しているのみならず
ズラッと並んでいる団体客の板を見て『あぁなるほど、かなり繁盛しているのであろう』といった顧客へのアピールボードとしても機能していそうである。
こうして考えるとビジネス用のウェルカムボードそのものが日本の風土や習慣に根付いていると定義できそうである。